出席者:よろず請負人、置き竿師、渓流人、師匠だのみ松、沖釣り師、不漁中年

不漁中年の今日の仕事は、例によって置き竿師さんと教室の準備。
その後は、漆風呂から竿の乾き具合を確認しながら竿を取り出す。すると自210517不漁中年0216分の竿が乾いていなかったため、漆風呂に霧を吹いて再び入れる。
そして、釣友のSに頼まれているヘチ竿の穂先にガイド(2.5mm2個、3mm2個)を取り付ける。そして薄めた生上味漆で漆極めして漆風呂へ入れて午前中の仕事は終わり。
午後は、中通し前打ち竿の菅込みの調整だ。先週、5分を残していたがここからが厳しい調整で、ついにあと1分弱といったとろこで作業完了。最終的な菅込みは次回の楽しみ・・・
この後、沖釣り師さんから差し入れのあった「鱚36尾」よろず請負人さんに天ぷら用に捌いてもらったが、大きいサイズを残してもらい「糸作り」に捌いて作業完了。

210517よろず請負人0214 よろず請負人さんは、朝から本日お休みのメンバーの竿に漆を塗ったり、鮎竿の補修をしたりと暇無く働いて、午後は沖釣り師さんに新しい方法での「山立て」を指導。これは、呂色漆にトノコ・薄めたボンドを混ぜて、竹串で山立てを行う方法で、今までには無かった方法。
その後、沖釣り師さんから差し入れのあった、鱚を捌き同じく差し入れの「たまり醤油」の漬け物(胡瓜、ナス、新玉葱)を作って作業完了。

210517置き竿師0213置き竿師さんは、棕櫚髭を撒いた部分の研ぎ出しを行っていたが、なかなか厳しい作業のようで、苦労していた。
そのほか、節磨きなどで今日の作業は完了。



210517師匠だのみ松0210

師匠だのみ松さんは、作成してきた「糸巻き」を鯊竿に取り付けの作業。
更に、ヘチ竿の金虫喰い塗りの「金箔」を貼り、他の竿に錫粉を撒いて作業完了。
この錫分がどのような感じに仕上がるか楽しみだ。


210517渓流人0208

渓流人さんは、並継ぎ竿の菅込み部分に呂色漆を塗り、一仕事完了。
その後は、ヘチ竿の布袋竹・破竹の矯め作業と節磨きで作業完了。



210517沖釣り師0209

沖釣り師さんは、墨烏賊竿の印籠芯の作成と菅込み。
更に、呂色漆を塗り、山立てをして作業完了。




全員の作業が終わってから、よろず請負人さんに下拵えしてもらった「鱚の天ぷら」を揚げながら、鱚の糸作り・たまり漬けを肴に「楽しい反省会」の開始。
よろず請負人さんからの日本酒、沖釣り師さんからのブランデーの差し入れ、「楽しい反省会」は終わる事を知らないんじゃないかと思うほどの状態。
天麩羅も糸作りも「塩」で頂き、とても美味しく楽しませてもらった。
考えてみれば「刺身」で頂ける魚を天麩羅にするなんて、「釣り師」ならではの特権で贅沢というのもなんだろうなぁ・・・次回ははたして???

210517ブラシノキ

お昼を買いに行く和竿教室御用達のコンビニ?の前に先週「赤い花」が三つほど咲いていた。よろず請負人さんが名前を言っていたのだが、はっきりと聞き取れなかった。
今週はかなりの数が咲いていて、とても綺麗なのだが、なんとその名は「ブラシノキ」。
オーストラリア原産で、瓶を洗うブラシのようなことから「ブラシノキ」と命名したらしい・・・
英名「ボトルブラッシュ」。
「金宝樹」という名で流通しているとの情報もあり、「紅」なのに「金」は何故?師匠に聞いたところ「黄色」もあるとの事。
これならば「金宝樹」でも納得。なんというか、とてもすっきりした和竿教室でした???