出席者:よろず請負人(師匠)、置き竿師、師匠だのみ松、置き竿師、アヤ師、三番弟子、不漁中年、
ゲスト:茨城の竿師さん

今日は、よろず請負人(師匠)さんの兄弟弟子の「茨城の竿師さん」が教室に来る予定で、しかもヘラ竿を得意としているとの事で、色々な話を聞けそうなので楽しみ・・・

今日の不漁中年の仕事は、床の雑巾掛けと作業用のテーブルのセット。漆風210411不漁中年6410呂から例によって先週漆を塗った竿を確認しながら取り出す。
そして先ずは、富津の釣友Sに頼まれているヘチ竿の手元の筋巻き部分を研いで、呂色漆を塗って漆風呂へと入れる。更に同じ竿の穂先(先週、炭粉を撒いた)の炭粉の粉止めをして同じく漆風呂へ入れる。
その後は、知人から頼まれた「皮剥竿」の芽取りをノンビリとして今日の作業を完了。鯨穂を使う竿は初めてなので楽しみな竿作りになりそうだ。

210411よろず請負人・アヤ師6412よろず請負人(師匠)さんは、アヤ師さんの竹刀竿のガイドの取り付けをお手伝い中。
取り付けを終わって、漆極めをして作業完了。



210411沖釣り師6408置き竿師さんは、何本かの竿に線覆輪を書き込んで漆風呂へ、更に中芯の作成と菅込み作業。

 


210411置き竿師6405置き竿師さんは、先週撒いた「棕櫚髭」に生正味を塗って漆風呂へ入れ、その後、「芽打ち」で作業完了。そしてアヤ師さんのガイド取り付けをお手伝い。


210411三番弟子6406三番弟子さんは印籠芯の作成と菅込み。そして穂鞘の芽打ち作業。
更に竹刀竿の手元作成。



210411師匠だのみ松6407

師匠だのみ松さんは、ヘチ竿の「金虫食い塗り」部分に呂色漆を塗り、竹刀竿のリールシートを取り付けて作業完了。



作業完了後は、師匠だのみ松さんと近くのスーパーへ買い出しに出かけ、教室に戻って肴の仕込み。
今日の一品は「はんぺんのごま油焼き キムチ和え」・・・とは言っても、はんぺんを2cm角程度に切って、ごま油で両面に焦げ目が付く程度に焼いて、ざく切りにしたキムチを和えて、醤油で味を調えれば終わり。
そして「青海苔・鰹節」が余っていたので長芋を同じくごま油で焼いて、青海苔・鰹節をたっぷり掛ければOK。
この準備が終わるか否かというタイミングで「茨城の竿師さん」が来所。よろず請負人(師匠)さんから全員に紹介があって、乾杯。
話はヘラ竿の穂先の作成方法で盛り上がる。誰も体験してないため聞いても想像するだけで、大変そうなのだが「茨城の竿師さん」は簡単に出来ると言うしますます謎に・・・・
約一時間ほどだったが、楽しい時間を過ごす事が出来た。

教室の庭には散った椿が色を添え、海棠は春を盛りと咲き誇り・・・
「ニラハナ」か「ハナニラ」か?そしてスミレも咲き出していた。
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