出席者:よろず請負人(師匠)、置き竿師、師匠だのみ松、、不漁中年,


不漁中年の今日の仕事は、置き竿師さんと教室の準備を終えてから、漆風呂210307不漁中年0787から竿を取り出す。「山立て」をしてあったヘチ竿の漆がまだ乾いていなかったので、山の部分を除去して再度漆風呂へと入れる。
次は、富津の釣友Sから頼まれていたヘチ竿の破竹を自宅で菅込みを済ませていたので、このろ色漆とグラスロッドのろ色漆を塗って漆風呂へと入れる。そして同じく自宅で下拵えを終えていた穂鞘の拭き漆をして作業完了。

210307置き竿師6323置き竿師さんは、耐水ペーパーで漆の重ね塗りのための研ぎ出し作業中。このあとろ色漆を塗って漆風呂に収容。



210307師匠だのみ松0782師匠だのみ松さんは、ヘチ竿の金箔貼りを予定していたが、山立て部分が乾いてなく、漆風呂へと入れる。その後、鯊竿を耐水ペーパで研ぎ出し、ろ色漆を塗って作業完了。


210307よろず請負人0783よろず請負人(師匠)さんは漆塗りを終えた置き竿師さんに、目張竿の切り組を指導中。
無事に切り組寸法が決まって、置き竿師さんは芽取り・矯め作業を開始。


今日は、弟子仲間7人のうち4人がお休みで、いつもは笑いの絶えない教室も「静寂」を時々感じながらの一日だった。来週は、全員が揃う予定のなので、この反動が楽しみ?とうか怖い?
そしてお昼には、我が家の「山の神」が秩父大田部からお土産に貰ってきた「蒟蒻」で味噌田楽(味噌の味付けは、よろず請負人さん)と、「鶯宿梅」の差し入れで楽しいお昼・・・
「鶯宿梅」とは春らしい名前の1品?とは言っても、3個程度の梅干しの種を取り除きペースト状になるまで叩いて、同量の山葵を和えただけのもの。山葵が「鶯色」ということか・・・

210307椿0789教室の庭には、「深紅の薔薇」かと思うほどに、鮮やかな椿が咲き始めていた。
次々に咲く椿が楽しみ・・・