出席者:よろず請負人(師匠)、師匠だのみ松、三番弟子、渓流人、アヤ師、不漁中年
  

今日の不漁中年の仕事は、先ずは和竿展会場から宅配した荷物の荷ほどきから開始。殆どが置き竿師さんの道具だが、よろず請負人こと師匠の道具やら不漁中年の道具やらを片付けていると、出席者が集まってきて雑巾掛けやら作業用のテーブルをセットを完了。

201129糸巻き6224そして不漁中年は、新しい竿の作製に入ろうと思ったが、作成中のヘチ竿の糸巻きを終わらせた。こんな感じに巻けたが、最近は糸巻きが楽しく、他人の竿もチャンスが有れば巻いてあげたいと思うほど楽しくなってきている。

201129アヤ師6218アヤ師さんは、アヤ師から庭師に変身して道路に面した「カイズカイブキ」の刈り込み中。
写真は作業開始間もない状況だが、一日掛けて綺麗サッパリに仕上がった。






201129よろず請負人6216よろず請負人こと師匠は、アヤ師さんが和竿展に出品した公魚竿の矯め直し中。
仕上がりは流石に師匠に掛かれば、あっと言う間に真っ直ぐといった感じだ。





201129渓流人6212渓流人さんは、竿の組み込みの準備中。
この後、柳刃で内側を削っていたが、なかなか大変な作業だった。


201129三番弟子6211三番弟子さんは、前回蒔いた螺鈿の貝を研ぎ出し中。
これもなかなか手強い作業で、思うように研ぎ出せないのに、気を抜くと研ぎすぎるため慎重な作業となる。

201129師匠だのみ松6214師匠だのみ松さんは、ヘチ竿の印籠芯の作製と、菅込み作業。
サイズ合わせや、中芯の補強やら大変でも、手応えのある作業だ。
あれ?仕上がったのかなぁ・・・

201129殺し板6223
これが「殺し板」。
色々な大きさの穴が開けてあり、竿の小口を暖めてギリギリの穴に入れて、強制的に真円にするための板だ。
小口を殺すことから「殺し板」と呼ばれている。

そして三番弟子さんの発案で14日に予定されている「忘年会」の予行練習。準備は師匠自らで申し訳なかったです。そして庭もサッパリし、アヤ師さんの活躍した一日でした。