出席者:よろず請負人、師匠だのみ松、置き竿師、アヤ師、不漁中年
不漁中年の今日の仕事は、置き竿師さんと床の雑巾掛け、そして漆風呂から乾き具合を確認しながら竿を取り出す。先週、穂鞘に塗った「梨子地」が乾いていなかったので、漆風呂に霧を吹いて穂鞘をしまう。
次は、先週漆極めをした釣友Sのヘチ竿の穂先に、蒔絵筆を使って白漆を塗る。これがガイドに漆が付かないように、しかも糸の部分にはしっかり塗るという大変な作業で肩は凝るし、疲れる・・・これで午前の部は終わり。でも感じよく塗れて満足(自己満足)
午後からは、前打ち竿の並継ぎの菅込みに入る。初めての作業なのでよろず請負人さんに、要領を確認しながらの作業となる。「削りすぎは駄目、足りなくても駄目」の緊張した作業が続く。結局、4時間ほど掛かったが、菅込みは完了しなかった。あとは自宅でのお楽しみ・・・
よろず請負人さんは、三番弟子さんの竹刀竿の手元・穂先取り付け部分に呂色漆を塗って、一仕事完了。
継ぎはアヤ師さんが買ってきた鮎和竿の補修。そして師匠だのみ松さんの竹刀竿のガイド取り付けの手伝い。暇無く働きずくめの一日だった。
師匠だのみ松さんは、金虫食い塗りの下ごしらえ後、竹刀竿のガイドの仮付け・・・
その後、絹糸で取り付け作業。
細かい作業で、神経を使う作業だったがほぼ完了。
置き竿師さんは、呂色塗りの後、乾漆塗りの石地撒。
そして皮剥竿の節磨きで作業完了。
アヤ師さんは、乾漆塗りの下準備と乾漆撒き。
そして、手長海老竿の根付きの根の部分を成形。
本数が多く大変だと思うがどんな感じか早く見たい・・・・
朝、教室の雨戸を開けた瞬間に、部屋の中に飛び込んできたのは、このバラの香り。
まだまだ、咲き始めで蕾が沢山付いているので、これからが楽しみ。
何というバラなのかは不明???
これは、間違いがなければ「小手毬」のはずだが・・・
かつて「大手毬」「藪手毬」を見たことがあり、多分間違いないと思う???
11:30頃に沖釣り師さんから「筍を掘ったので、教室に寄る」と連絡が入り、12:30頃に到着。大きな筍を沢山頂いて全員で分けた。春の恵みの「筍」はまさに旬で食べるのが楽しみだ。