出席者:よろず請負人(師匠)、置き竿師、師匠だのみ松、三番弟子、渓流人、沖釣り師、アヤ師、、不漁中年
ゲスト:U3
不漁中年の今日の仕事は、先ず床の雑巾掛けそしてテーブルのセット。そうこうしている内にメンバーが集まってくる。今日は全員参加で賑やかになりそうだ。ゲストにU3さんも教室へ来るとの事なので、楽しみな教室となりそう。
そして、メンバーが揃ったところで、和竿展用の教室風景を色々な角度から撮影する。
なかなか雰囲気のある写真になった。不漁中年としては、これで今日の仕事が終わったも同然?
そして渓流人さんに作製してもらった出展リストを各人が確認する。
不漁中年は、全竹中通しのヘチ竿にリールシートを仮止めする。その後、師匠に聞きながら糸通し用の小さな穴を開ける。なかなか良い感じになった。自画自賛?って誰も褒めてくれないし・・・
そしてゲストのU3さんの登場。U3さんは、前回作り始めたヘチ竿の節磨きを開始。竹で作った爪を手前に当てて、鑢の右をやや上げて竹肌に傷が付かないように一回り二回り三回り更に繰り返して、最後に木賊で磨く。初めにしては丁寧で「良い仕事」をしている。木賊研きの一部を手がけたところまで終了。
よろず請負人こと師匠は、師匠だのみ松さんのキス竿の「どろぼう掃除」中。
アヤ師さんは、口栓を作成中、前回塗った漆を研いでいるらしいが・・・
沖釣り師さんは、覆輪用の「うるみ漆」を塗っている。これが乾けば、次に線覆輪を塗って漆の工程が終わる。いよいよ完成か・・・
渓流人さんは、漆を濾す準備中。手で濾すのは結構神経を使う。濾し紙を手でもって捻りながら、しかも引っ張りながら濾すが、結構指が疲れるし、指に漆が付かないように気を使うし終わると「ふうっ」ってな感じだ。
三番弟子さんは、竿の曲がり具合を確認している。というか「真っ直ぐ度」を確認してる。「曲がり度」は確認しなくても・・・
もちろん、真っ直ぐならOK!
師匠だのみ松さんは、写真を撮る時には気が付かなかったが、こんな事をしてたんだ?
なんだろう?想像するに「竿袋」の案でも練っていたのか?
置き竿師さんは、鯊竿に象牙の角を取り付けた糸部分にろ色漆を塗っている。自信はないが多分そうだと思う・・・
今回の教室は、全員揃ったうえにゲストU3さんの参加もあって、いつになく賑やかな楽しい教室になった。
U3さんは、初めての作業にしては丁寧で我々も見習わねば・・・
師匠から和竿展に出展する竿の作業は次回限りと指示が出る。次回は仕上げ矯めがメインの作業になりそうだ。そして、展示する工具類の再チェック、荷作りの準備も・・・忙しくなりそうだ。