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今日の仕事は、矢竹使用のヘチ竿をじっくりと手掛けた。
先ずは、昨日切り組んだ素材に、罫引きを一カ所ずつ引く。
この線から糸を巻く側の竹皮をキシャギを使ってきしゃいで空研ぎの紙鑢で円周方向を成形する。
ここに、絹糸を巻き上げれば作業完了。とはいっても隙間無く、糸が重ならないように注意しながら巻く作業は神経を使うが、大好きな作業だ。
今回も自分ながら綺麗に巻く事が出来た。
このあと、極め漆をして漆風呂へ入れて全ての作業が完了。
他にも細々とした作業で「一日竿作り」の至福の時を過ごす事ができた。