出席者:よろず請負人、置き竿師、師匠だのみ松、アヤ師、三番弟子、沖釣り師、不漁中年。

不漁中年、今日の仕事は教室・工作室の床に雑巾掛け。そしてテーブルのセット。置き竿師さんと一緒に漆風呂から竿の乾き具合を確認しながら取り出す。渓流人さんの総塗りが乾いていなかったので、漆風呂に霧を吹いて収納。そして作成中の皮剥竿の呂色の研ぎ、補修を頼まれた鮎竿の弁柄漆の研ぎ。これを終えて、それぞれに呂色塗り、弁柄漆塗りで午前の作業は完了。
220619不漁中年DSC_1462午後は、釣友のSに貰った鰺を使って刺身・ナメロウ作り。
更に柵取りしてあった「カイズ」でカルパッチョ作り。これは、底を落としたニンニクを皿の面に十分にすりつけて、全面に擦りつけたらカイズを薄くそぎ切りにして重ならないように敷き詰めて冷蔵庫へ、その間にガーリックオイルを作って冷ましておきこれを掛ければ完成。残ったカイズは刺身に、更に柵取りしてあった「タナゴ・鮎魚女・セイゴ」の刺身を造って持ち込んだ魚の料理は完了。
この後、沖釣り師さんから差し入れのあった「イサキ8尾」を捌いて塩焼きにして師匠「よろず請負人さんの誕生会」の準備は完了。

220619よろず請負人DSC_1465よろず請負人さんは、まず和竿展に使った「漆風呂」に柿渋塗り。
そしてメンバーの指導、仕上げ矯めの手伝いやらで今日も大忙し。


220619置き竿師DSC_1463置き竿師さんは、仕上がった竿に焼き印入れ。そして津軽塗りの「朱・緑漆」の塗りやら金箔貼り。
曙塗り用の本朱漆の塗りで完了。
その後、誕生会用の買い出し・・・



220619沖釣り師DSC_1464沖釣り師さんは、ガイド合わせ。
曙塗り用の本朱漆塗りで作業完了。




220619三番弟子DSC_1458三番弟子さんは、石鯛竿の石目塗りの作業。本朱の顔料で色漆を作ってこれを塗り、その上に顔料をまいて作業完了。




220619師匠だのみ松DSC_1460師匠だのみ松さんは、鱚竿の切り組と手元・手元上の菅込み作業。
感じよく菅込みができていた。



220619アヤ師DSC_1459アヤ師さんは、手長海老竿の研ぎ出しと塗り作業。
本数が多いうえ細身の竿で大変そうだが、仕上がりの楽しみな竿だ。



220619誕生会DSC_1468各自の作業が終わる前に「肴」の準備が終わっていたので、教室の掃除を終えて準備完了後、「誕生会」の開始。
笑いの絶えない「誕生会」は終わる時間を知らないかのように・・・・
楽しい時間を過ごす事が出来た。