出席者:よろず請負人、置き竿師、渓流人、三番弟子、沖釣り師、不漁中年

自宅から教室に向かう道中、道路渋滞で遅刻しそうな感じで心配しながら快感愛舐め号をはしらせていると、置き竿師さんから「電車停車中、雑巾掛け少しおくれます」とのメールが入る。結局は遅れた時間が丁度良い
220213不漁中年DSC_1189感じになってしまった。
早速、雑巾掛け・テーブルのセットやらで準備を終える。
先ずは、30年物の丸節竹ヘチ竿の津軽塗りの「緑漆・朱漆」を塗って漆風呂へ収納。
次は全竹中通しの前打ち竿の手元に尻栓をかう。サワラの木を削って竹の内径より少し大きめに差し込みを作り、鑢で殺して円形に仕上げ、ボンドで接着して完了。2番・三番は中通しのため、竹を同心円上に入れて尻栓とする予定で、下準備だけしてこの作業は完了。
次は丸節竹の芽取りをして厨房へ・・・・

220213よろず請負人DSC_1185よろず請負人さんは、先ずはガイド類の整理から作業開始。丸節竹の芽取りから矯め作業。
そして沖釣り師さんのスミイカ竿の補修の準備やらメンバーの中矯め手伝いやら、なんやらと大活躍。
その後、厨房へ・・・


220213沖釣り師DSC_1179沖釣り師さんは、公魚竿と目張竿等の拭き漆の作業。
その後、飯蛸竿2本組みの作成に入るための下準備で完了。




220213渓流人DSC_1194渓流人さんは、ヘチ竿ガイドの朱漆塗り、そしてヘチ竿の拭き漆の作業。
フライ竿の芽取り・矯めで完了。




220213三番弟子DSC_1182三番弟子さんは、石鯛竿の印籠芯の中芯かいと呂色塗り迄の作業で所用により中座。





220213置き竿師DSC_1175置き竿師さんは、呂色塗り・総塗りとガイドの朱漆塗り。
午後から、新規に作成開始した竿の工程記録のための撮影やらで完了。
その後、買い出しに・・・



作業が一段落した不漁中年は厨房へ入ったのは良いけど、沖釣り師さんからの差し入れの「スミイカ」は捌いたことはあるが、かなり前なので忘れている・・・よろず請負人さんに助けてもらう。烏賊の皮は「酢水」に5・6分漬けると剥きやすいとのこと。試してみるとなるほど何の事もなく綺麗に剥けた。
バター焼きにと思ったが、バターがなく置き竿師さんが、お酒やらバターを買い出しに出かける。この間に置き竿師さんからの差し入れのサンマの丸干しをよろず請負人さんが焼く。
ほどなく帰ってきた置き竿師さんからバターを受け取りスミイカを焼き出す。半分は塩胡椒で半分は醤油で味付け。げそは同じくバター焼きの醤油味で仕上げ。さらに置き竿師さんからの蕪の漬け物を切って「反省会」の開始。いやいや盛り上がること盛り上がること・・・・