出席者:よろず請負人、師匠だのみ松、渓流人、アヤ師、不漁中年、

今日の不漁中年の仕事は、先ずは床の雑巾掛けそして漆風呂からの竿の取り出し。今回は全ての竿が乾いていた。最初の頃はどの竿が誰のか分かったが、最近は各自が手がけている竿が多くなり、覚えきれなくなっ211205不漁中年2DSC_0603ている。
そして最初に中通し鯊竿の錆付けをして乾くまでストーブの前に置いて次の作業。
ヘチ竿の津軽塗りの研ぎ出し作業。表面の乾いた箇所を軽く研ぎ出して再び漆風呂へ・・・これで午前中の作業完了。
そして午後から錆付けの乾いた鯊竿の錆落としをして糸巻きの作業、筋巻きを多くしたので結構疲れる。好きな糸巻き作業は、疲れても楽しい・・・
この糸巻きを終えてから「漆極め」の作業をして漆風呂へ。
更に皮剥竿に撒いた炭粉の「粉止め」、これは炭粉の上に薄めた生正味漆を塗る作業。これで今日の作業は完了。

211205渓流人DSC_0598渓流人さんは、魚々子塗りの研ぎ出し作業。立っている山の高さは0.4mmという程度の山を丁寧に研ぎ出す繊細な作業だ。軽く研いで漆風呂へ・・・
そしてヘチ竿の穂先に白漆を塗って同じく漆風呂へ・・・
ここで中座。

211205よろず請負人DSC_0595よろず請負人さんは、メンバー用の矯め木(穂先用)の作成。
そしてアヤ師さんの手長海老竿の「罫引き・キシャギ・錆付け」とはいっても本数が多いのでかなりな作業量。
結局、今日も大忙し・・・

211205師匠だのみ松DSC_0594師匠だのみ松さんは、ヘチ竿の穂先に白漆塗り。
更に手長海老竿の尻栓支いで作業完了。



211205アヤ師DSC_0600アヤ師さんは、糸巻き(象牙製)を取り付けてから、庭師となって枝払いをし庭を綺麗に・・・