今日は、久々の早帰り。
以前から気になっていた富津のFさんに頼まれている「筏竿風皮剥竿」の作業をすることに・・・
先ずは手元の破竹に手元上の菅込み2寸8分を考慮して、3寸3分の位置に罫引きする。
次に節を鑢で落とす。これがなかなか手強い作業でかなりの時間が掛かってしまった。
そして一部残っている皮をきしゃいで糸巻き。これも結構な時間が掛かるが好きな作業なので、楽しい・・・
糸が縒れないように、かつ切れないようがポイントか?
左の写真が糸巻き完了状態。
次は生正味漆を薄めて、この糸巻き部分に塗って極め木で極めて、漆風呂へ入れると作業完了。右の写真が極め漆の終わった状態。
なんだかんだで約4時間の作業。気持ちよく疲れた感じが何とも言えなく心地よい・・・
出席者:よろず請負人、置き竿師、師匠だのみ松、渓流人、アヤ師、不漁中年
ゲスト:サリーさん、ピカミーさん、
不漁中年の今日の仕事は、先ずはタナゴ竿の覆輪を書き込んで一仕事完了。
次は、広島のヘタ師さんのヘチ竿のリールシート部分の弁柄を研いで塗り重ねて完了。
午後から、矢竹穂先のヘチ竿を拭き漆で、予定作業完了。厨房へ・・・・
よろず請負人さんは、合間を見て庭の畑再開にむけて土起こし・・・
アヤ師さんの山女竿の「矯め」のお手伝いやら、ゲストの対応など、今日も大忙しの一日。
渓流人さんは、全竹ヘチ竿の津軽塗りの研ぎ出し作業。
研ぎすぎても足りなくても満足できないが、どんな模様になるか楽しみな作業。
この後、穂鞘の罫引き・キシャギ・糸巻き・決め漆で作業完了。
置き竿師さんは、卵貼り塗りの研ぎ出しと呂色塗り。
手長海老竿のガイド取り付け。
皮剥竿の呂色研ぎと呂色塗り。そして反省会の買い出し・・・
師匠だのみ松さんは、ヘチ竿の拭き漆。
万能竿の糸巻き・決め漆で作業完了。
アヤ師さんは、ヘチ竿の拭き漆と呂色塗り。
ヤマメ竿の矯め作業で予定の作業完了。
ゲストのピカミーさんは、よろず請負人さんから竿の説明や、漆の塗り見本の説明を受ける。
その後、サリーさんと一緒に反省会に参加。盛り上がりました・・・
今日の反省会は
「ガザミの鍋」「蕗味噌」「鮫の心臓の刺身」「湯豆腐のピリ辛葱添え」「海ブドウ」「島ラッキョウ」「芽株のポン酢和え」「白菜・芥子菜の漬け物」で大いに盛り上がって、雑炊でお開き・・・
庭には「福寿草」も咲いて「春」を告げていた。
出席者:よろず請負人、置き竿師、師匠だのみ松、渓流人、アヤ師、不漁中年
ゲスト:Oさん
富津から出席したものの、昼食を終えたところへ到着。
いそいで昼食をして作業に入る。
先ずは広島のヘタ師さんに頼まれて改造中のヘチ竿の弁柄を研いで、塗り重ねて一仕事完了。
更に、たなご竿の糸巻き部分の呂色を研いで、呂色塗り。これで予定の作業は完了。あとは厨房へ・・・
よろず請負人さんは、三番弟子さんが作りたいと言っていた孟宗竹の靴べらの見本作成。
更に工作室の片づけからメンバーの指導、置き竿師さんの鯊竿の切り組やら反省会の肴の素材買い出しやら調理にと今日も大忙し。
因みにくわえているのは「煙草」ではなく「木賊」です。
渓流人さんは、全竹ヘチ竿の津軽塗り用に「緑漆」を作って塗り立て。
キス竿の弁柄を研いで、更に弁柄を塗り重ね、その後はヘチ竿の穂鞘の中抜きで作業完了。
置き竿師さんは、卵塗りの研ぎ出しと呂色の塗り重ね。
午後から、よろず請負人さんに組んで貰った鯊竿のの芽取り。
反省会の肴の買い出しと大活躍・・・
師匠だのみ松さんは、ヘチ竿の研ぎ出しと呂色塗り。
新しいヘチ竿9尺の切り組。鮒竿手元の芽取りで作業完了。
アヤ師さんは、ヘチ竿の呂色研ぎと呂色塗り。
最近、作成し始めた山女竿の芽取り。
鱒竿の錆付けで作業完了。
反省会は、ビーフン入り野菜炒め、若◎の生姜醤油和え、ゴボウのピリ辛味噌漬け、鰯のピリ辛着け、白菜の漬け物、鯨のベーコン、胡瓜の乱切り生唐辛子と大いに盛り上がり・・・
Oさんにも満足してもらえたようで良かった良かった・・・
よろず請負人さんは奥様から「和竿教室」から「調理教室」に改名するように、またまた言われそうな雰囲気?
そして、よろず請負人さんから「来週から芽取り・矯め」の練習を一人2時間程度で実施するとの事。ガスならば1日2名、備長炭なら午前午後各1名か?
不漁中年
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